2019年7月3日
今日も万年筆のお話です。
万年筆を使うにあたり
ネックになるのがキャップ開閉の煩わしさ。
それを万年筆特有の良さと捉えるか・・・
それが面倒で手が出ないと憂うのか・・・
万年筆と向き合ったこの2ヶ月間で
万年筆の奥深い世界に迷い込み
いろんな万年筆がこの世に存在することを知り
最後まで悩んだ末に購入を決意したのが
PILOTのキャップレス
今日はこのキャップレス万年筆について
「普通の事務員目線」でツラツラと記録に残します。
購入日:2019年6月6日
購入店:ナガサワ文具センター
公式オンラインショップ
商品名:NAGASAWAオリジナル
キャップレスデシモ万年筆「須磨離宮ローズ」
カラー:シルバー
ペン先:18K
字幅:F
価格:21,600円(税込・送料込)
そもそもこのキャップレスシリーズは
かなりディープなファンが多いらしく
各所で限定として販売されるモデルが人気。
にわか万年筆ユーザーなので
欲しいと思った時に
欲しいモデルはすでに在庫僅少もしくは完売。
でも欲しい!
欲しいんだけど
定番モデルには購買意欲が湧かない。
それでも欲しいキャップレス。
執念の巡回をしていたある日唐突に在庫復活を目視!
2018年限定の布引エメラルド色
ちょっと悩んでいる間にかっさらわれた
やっぱり限定色っていいな~
と思っていたときに
2019年限定の須磨離宮ローズと遭遇。
遭遇したのはナガサワ文具センターの公式オンライン。
お問い合わせ万年筆として須磨離宮ローズ発見!
速攻ポチる!
紆余曲折を経てようやく買ってみたキャップレス。
外箱の角潰れに箱も私も少し凹みましたが・・・
中身はいい感じで届きました。
そういえば〜
ちょっとしたハプニングがありまして・・・
保証書の日付がおかしかった
問い合わせしたら正しい日付で再発行していただけました。
さて!
私のキャップレスお披露目タイム
ボディはメタリックなピンクで
パキッとした色が手元に映えるピンクです。
PenStyleのロゴが特別感を与えてくれます。
小さいことですがコレ何気に重要です。
クリップにdecimo〜デシモ〜の刻印。
特別仕様なのはペン先にもありまして・・・
ノックして出てくるペン先は定番と変わりませんが
ボディから取り出すと見える鍵の刻印。
ペン先もシルバーカラーですが
素材は18K。
万年筆のウイークポイントは
やっぱりペン先のインクの乾きだと思うのですが・・・
ノック式の構造でありながら
閉まっている時はペン先を格納するシャッター付き。
すきま風まで遮れないと思うけど
凡人が不安に感じるインクの乾きはほぼ心配無用。
キャップレスというノック式の筆記具と
遜色ない使い心地を提供しつつ
万年筆という特別な書き味の魅惑の筆記具。
機能的で実用性を欠くことなく
万年筆というエモさを残す。
インクの残量を気にしながら
インクが乾かないように日々ペンを走らせる。
しかもそれが日々の仕事中にもストレスなく可能。
なぜならノック式で手軽だから。
ネジネジキャップをネジネジしなくても
ペンを休ませて考えたいときも
ノック一発で安心して置ける気軽さ。
構造が特殊なので筆記時もチョイ特殊。
普通の筆記具はクリップが上部に位置しますが
キャップレスはクリップを指で挟む持ち方になります。
クリップが筆記時に邪魔になりそうですが
このクリップが正位置に指を誘導するので
持ち方としての違和感は全く感じません。
ペン先を下に向けて胸ポケにしまうと
インクが重力で漏れてしまうので
キャップレスはペン先が上を向く仕様。
ノック部分が下を向き
ペン先が上を向く。
慣れても時々指が惑うデザインです
そんで・・・
万年筆の醍醐味といえば
キレイ色のインクを楽しむという
色の世界も有名なので
須磨離宮ローズという色に合わせて
赤系のインクを入れたいところですが・・・
私は仕事中に使いたい!
なので必然的に黒インク。
コンバーターが付属していましたが・・・
会社でインク補充するとか初心者にはしんどいので
ここは手堅くカートリッジインクを使用。
気持ちの余裕がでてきたら
色彩雫の竹炭を入れたいと思います。
そして最後の
事務員的メインイベント!
昔懐かしい帳簿への筆記で
実用性は問題ないのかを実証実験。
弊社(?)ではこの帳簿現役で使っているので
この帳簿への記帳が最大の見せ場。
帳簿のマス目に細かい字で書く。
手持ちの字幅で確認してみると・・・
Fでも書けるっちゃ書けるし
須磨離宮の字画の多い漢字も
なんとか潰れず書けました。
ただ〜
万年筆はインクの出る量が
ゲルインクボールペンより多いので
正直Fはちょいきつい。
書けるけど筆圧めっちゃ軽くしてる。
帳簿に書いた感じは
センチュリーのEFがベスト。
インクフローが帳簿に最適で
細かい数字もきっちり狙ったところに書ける。
万年筆を買う最大の楽しみは
ボディの美しさを選ぶところが大きくて
見た目をクリアしない万年筆は
正直持っていても気分が上がらない。
気に入ったボディの万年筆を見つけても
好きな字幅が無かったり、完売してたり・・・
というところで・・・
事務員目線でキャップレスを選ぶなら
断然EFがいい。
Fはラフに書ける気軽さがありますが
EFは集中して細かい字を書くのにベスト。
複写の用紙は無理ですけど
あと・・・
宛名書きも微妙かな
雨で水に濡れることを想定すると
宛名は油性が正解だわね。
使える機会は限られても
気分が滅入る仕事中も書くことだけは
楽しく向き合えるのがキャップレスの良いところ。
また次に好きな色のキャップレスに出会えたら
その時はEFのキャップレスを買う!
また買うんだね〜
という散財宣言したところで
今日は終わります。
今日も万年筆のお話です。
万年筆を使うにあたり
ネックになるのがキャップ開閉の煩わしさ。
それを万年筆特有の良さと捉えるか・・・
それが面倒で手が出ないと憂うのか・・・
万年筆と向き合ったこの2ヶ月間で
万年筆の奥深い世界に迷い込み
いろんな万年筆がこの世に存在することを知り
最後まで悩んだ末に購入を決意したのが
PILOTのキャップレス
今日はこのキャップレス万年筆について
「普通の事務員目線」でツラツラと記録に残します。
購入日:2019年6月6日
購入店:ナガサワ文具センター
公式オンラインショップ
商品名:NAGASAWAオリジナル
キャップレスデシモ万年筆「須磨離宮ローズ」
カラー:シルバー
ペン先:18K
字幅:F
価格:21,600円(税込・送料込)
そもそもこのキャップレスシリーズは
かなりディープなファンが多いらしく
各所で限定として販売されるモデルが人気。
にわか万年筆ユーザーなので
欲しいと思った時に
欲しいモデルはすでに在庫僅少もしくは完売。
でも欲しい!
欲しいんだけど
定番モデルには購買意欲が湧かない。
それでも欲しいキャップレス。
執念の巡回をしていたある日唐突に在庫復活を目視!
2018年限定の布引エメラルド色
ちょっと悩んでいる間にかっさらわれた
やっぱり限定色っていいな~
と思っていたときに
2019年限定の須磨離宮ローズと遭遇。
遭遇したのはナガサワ文具センターの公式オンライン。
お問い合わせ万年筆として須磨離宮ローズ発見!
速攻ポチる!
紆余曲折を経てようやく買ってみたキャップレス。
外箱の角潰れに箱も私も少し凹みましたが・・・
中身はいい感じで届きました。
そういえば〜
ちょっとしたハプニングがありまして・・・
保証書の日付がおかしかった
問い合わせしたら正しい日付で再発行していただけました。
さて!
私のキャップレスお披露目タイム
ボディはメタリックなピンクで
パキッとした色が手元に映えるピンクです。
PenStyleのロゴが特別感を与えてくれます。
小さいことですがコレ何気に重要です。
クリップにdecimo〜デシモ〜の刻印。
特別仕様なのはペン先にもありまして・・・
ノックして出てくるペン先は定番と変わりませんが
ボディから取り出すと見える鍵の刻印。
ペン先もシルバーカラーですが
素材は18K。
万年筆のウイークポイントは
やっぱりペン先のインクの乾きだと思うのですが・・・
ノック式の構造でありながら
閉まっている時はペン先を格納するシャッター付き。
すきま風まで遮れないと思うけど
凡人が不安に感じるインクの乾きはほぼ心配無用。
キャップレスというノック式の筆記具と
遜色ない使い心地を提供しつつ
万年筆という特別な書き味の魅惑の筆記具。
機能的で実用性を欠くことなく
万年筆というエモさを残す。
インクの残量を気にしながら
インクが乾かないように日々ペンを走らせる。
しかもそれが日々の仕事中にもストレスなく可能。
なぜならノック式で手軽だから。
ネジネジキャップをネジネジしなくても
ペンを休ませて考えたいときも
ノック一発で安心して置ける気軽さ。
構造が特殊なので筆記時もチョイ特殊。
普通の筆記具はクリップが上部に位置しますが
キャップレスはクリップを指で挟む持ち方になります。
クリップが筆記時に邪魔になりそうですが
このクリップが正位置に指を誘導するので
持ち方としての違和感は全く感じません。
ペン先を下に向けて胸ポケにしまうと
インクが重力で漏れてしまうので
キャップレスはペン先が上を向く仕様。
ノック部分が下を向き
ペン先が上を向く。
慣れても時々指が惑うデザインです
そんで・・・
万年筆の醍醐味といえば
キレイ色のインクを楽しむという
色の世界も有名なので
須磨離宮ローズという色に合わせて
赤系のインクを入れたいところですが・・・
私は仕事中に使いたい!
なので必然的に黒インク。
コンバーターが付属していましたが・・・
会社でインク補充するとか初心者にはしんどいので
ここは手堅くカートリッジインクを使用。
気持ちの余裕がでてきたら
色彩雫の竹炭を入れたいと思います。
そして最後の
事務員的メインイベント!
昔懐かしい帳簿への筆記で
実用性は問題ないのかを実証実験。
弊社(?)ではこの帳簿現役で使っているので
この帳簿への記帳が最大の見せ場。
帳簿のマス目に細かい字で書く。
手持ちの字幅で確認してみると・・・
Fでも書けるっちゃ書けるし
須磨離宮の字画の多い漢字も
なんとか潰れず書けました。
ただ〜
万年筆はインクの出る量が
ゲルインクボールペンより多いので
正直Fはちょいきつい。
書けるけど筆圧めっちゃ軽くしてる。
帳簿に書いた感じは
センチュリーのEFがベスト。
インクフローが帳簿に最適で
細かい数字もきっちり狙ったところに書ける。
万年筆を買う最大の楽しみは
ボディの美しさを選ぶところが大きくて
見た目をクリアしない万年筆は
正直持っていても気分が上がらない。
気に入ったボディの万年筆を見つけても
好きな字幅が無かったり、完売してたり・・・
というところで・・・
事務員目線でキャップレスを選ぶなら
断然EFがいい。
Fはラフに書ける気軽さがありますが
EFは集中して細かい字を書くのにベスト。
複写の用紙は無理ですけど
あと・・・
宛名書きも微妙かな
雨で水に濡れることを想定すると
宛名は油性が正解だわね。
使える機会は限られても
気分が滅入る仕事中も書くことだけは
楽しく向き合えるのがキャップレスの良いところ。
また次に好きな色のキャップレスに出会えたら
その時はEFのキャップレスを買う!
また買うんだね〜
という散財宣言したところで
今日は終わります。