2019年5月9日
今日は万年筆のお話です。
コスメもファッションも関係のないジャンルなのですが
”色選び”という楽しみと
”使う楽しみ・実用性”は合い通じるものがあるので
ご興味がある方はぜひご一緒にお楽しみ下さい。
購入日:2019年3月17日
購入店:文具館コバヤシ 若松店
商品名:#3776 センチュリー
品番:PNB-10000
サイズ:全長139.5mm×最大径φ15.4mm
カラー:シャルトルブルー
ペン先:14K
字幅:EF極細
価格:定価10,800円→20%OFF
コバブンのセール中に購入した万年筆です。
相方さんと出かけた時に
車窓からセールののぼりを発見して
Uターンしてコバブンに立ち寄ったのが運の尽き。
閉店間際のコバブンで万年筆と遭遇。
私の目を引いたのは
インク詰まりよ さようなら
2年経っても乾かないインク
という目を疑うキャッチコピー。
スリップシール機構という特許技術により
インクが乾いて書けなくなるという
ズボラ経験を繰り返す私でも
万年筆がとても身近な筆記具に感じられた瞬間です。
見事にロックオンされて
試筆を繰り返してほぼ確信犯。
字幅の豊富な種類とマンツーで向き合い
本製品の試筆をさせていただき
私が決めたのは極細。
細かな文字を書いても
潰れないほどの極細でありながら
なめらかな書き心地。
コレ!と決めた万年筆を悩み抜いて選びました。
過去カートリッジのインクしか使ったことがなく
当然そのつもりでブルーブラックのインクを
購入しようとしたその時に
インクを吸入するコンバーターに遭遇。
好きな色のボトルインクから吸入して
万年筆に装着するという
人生47年目にして初めて知ったアイテムです
何がすごいかと言うと
好きなインクを選べるという
選択肢の広さに目が泳ぐ。
業界ではあまりにも有名ですが
初心者には聞き慣れないインクと
ナイストゥーミートユー
左→PILOT色彩雫 月夜 Tsuki-yo
右→プラチナ万年筆 カートリッジインク
小さなボトルで15ml入ですが・・・
コンバーターの容量が0.53ccなので
初心者には十分すぎるほどの容量です。
色彩雫(いろしずく)はカラバリが豊富です。
このインクに魅せられてしまう沼の住人の気持ちが
唐突に分かってしまうほどの美しさ。
カタログの色見本をコバブンで拝見したのですが
一目惚れした直感を信じて選んだのは月夜。
シャルトルブルーの万年筆と
青すぎない藍を感じる色味が
ブルーブラックというありきたりな色味に
媚薬を落としたような素敵なカラーです。
コンバーターに吸入する時は
インクボトルにペン先を沈めて吸入する
・・・のですが
慣れない作業でコレがなかなか・・・
手が汚れるのよ!
ということで・・・
先人の知恵をありがたく頂戴して
100円ショップで購入できる注射器が大活躍
コンバーターに吸入するのではなく
注射器で注入する方法が断然スマートでした。
注射器は使用後水洗いするとキレイにインクが落ちます。
コンバーターは万年筆の洗浄にも使えるので
コバブンでもらったチラシがとても役立ちました。
んでさ!
インク入れて意気揚々と試筆したら・・・
まさかのカスレに遭遇!
ペン先に力を入れなくても
毛細管現象でインクが出る仕組みのはずが
めちゃめちゃカスレる~~~
でも私店頭で試筆しましたよね。
そう・・・ボトルインクにつけペンで。
ペン先のインクを試筆するのと
インク通しをして試筆するのでは
大きく違うことを
私は身をもって体験しました。
私は不良品に当たりました
ペンクリニックなどで調整すれば
インクフローも改善したと思うのですが
一応新品購入なので
コバブンで確認してもらい
交換していただきました。
これは万年筆初心者の私には
大きな壁でしたよ→マジ心折れた。
不良品なのか?
私の筆圧に問題があるのか?
判断しかねて3日間ほどカスレたまま
悩んでいましたしね
交換品はもちろんカスレなどなく
スルスルとした書き味で
インクフローも良好
14Kのペン先は美しく
刻印を眺めて愛でたくなります。
ノック式のボールペンや
キャップ式のペンに慣れている私には
このネジ式キャップがいまだに慣れませんが・・・
メイドインジャパンの万年筆は
とても手に馴染み比較的ボディも軽いので
キャップをはめた状態の全量でも
筆記時にバランスよく感じます。
美しいものって見てるだけで幸せ。
たった1本の万年筆から始まった新たな趣味の世界。
趣味の世界に共通する
沼
と呼ばれるディープで底知れない世界。
コレクションと呼べば聞こえはいいが
とどのつまりは散財へのプロローグ。
そしてその物語にエピローグはない。
エピローグ=エンディング=飽きる。
飽きない限り趣味の世界は続くのだ。
あぁ・・・
楽しい!
コスメの追っかけも継続しますが
新たな文房具という世界に魅了され
あ~楽しい
と心を震わせる暇人備忘録でした。
その心を揺さぶられたエモい体験を
動画で語っている方がいまして・・・
とても強く心に残る良い動画(というかお話)だったので
同じ感性を持つ方がいてとても幸せな気分になりました。
デジタルもアナログも
両方をこよなく愛する趣味の備忘録でした。
新たな趣味の世界の入り口に立ち
次々と私を誘う新たな物欲に身を任せ
購入したアイテムをボチボチと記録に残したいと思います。
今日は万年筆のお話です。
コスメもファッションも関係のないジャンルなのですが
”色選び”という楽しみと
”使う楽しみ・実用性”は合い通じるものがあるので
ご興味がある方はぜひご一緒にお楽しみ下さい。
購入日:2019年3月17日
購入店:文具館コバヤシ 若松店
商品名:#3776 センチュリー
品番:PNB-10000
サイズ:全長139.5mm×最大径φ15.4mm
カラー:シャルトルブルー
ペン先:14K
字幅:EF極細
価格:定価10,800円→20%OFF
コバブンのセール中に購入した万年筆です。
相方さんと出かけた時に
車窓からセールののぼりを発見して
Uターンしてコバブンに立ち寄ったのが運の尽き。
閉店間際のコバブンで万年筆と遭遇。
私の目を引いたのは
インク詰まりよ さようなら
2年経っても乾かないインク
という目を疑うキャッチコピー。
スリップシール機構という特許技術により
インクが乾いて書けなくなるという
ズボラ経験を繰り返す私でも
万年筆がとても身近な筆記具に感じられた瞬間です。
見事にロックオンされて
試筆を繰り返してほぼ確信犯。
字幅の豊富な種類とマンツーで向き合い
本製品の試筆をさせていただき
私が決めたのは極細。
細かな文字を書いても
潰れないほどの極細でありながら
なめらかな書き心地。
コレ!と決めた万年筆を悩み抜いて選びました。
過去カートリッジのインクしか使ったことがなく
当然そのつもりでブルーブラックのインクを
購入しようとしたその時に
インクを吸入するコンバーターに遭遇。
好きな色のボトルインクから吸入して
万年筆に装着するという
人生47年目にして初めて知ったアイテムです
何がすごいかと言うと
好きなインクを選べるという
選択肢の広さに目が泳ぐ。
業界ではあまりにも有名ですが
初心者には聞き慣れないインクと
ナイストゥーミートユー
左→PILOT色彩雫 月夜 Tsuki-yo
右→プラチナ万年筆 カートリッジインク
小さなボトルで15ml入ですが・・・
コンバーターの容量が0.53ccなので
初心者には十分すぎるほどの容量です。
色彩雫(いろしずく)はカラバリが豊富です。
このインクに魅せられてしまう沼の住人の気持ちが
唐突に分かってしまうほどの美しさ。
カタログの色見本をコバブンで拝見したのですが
一目惚れした直感を信じて選んだのは月夜。
シャルトルブルーの万年筆と
青すぎない藍を感じる色味が
ブルーブラックというありきたりな色味に
媚薬を落としたような素敵なカラーです。
コンバーターに吸入する時は
インクボトルにペン先を沈めて吸入する
・・・のですが
慣れない作業でコレがなかなか・・・
手が汚れるのよ!
ということで・・・
先人の知恵をありがたく頂戴して
100円ショップで購入できる注射器が大活躍
コンバーターに吸入するのではなく
注射器で注入する方法が断然スマートでした。
注射器は使用後水洗いするとキレイにインクが落ちます。
コンバーターは万年筆の洗浄にも使えるので
コバブンでもらったチラシがとても役立ちました。
んでさ!
インク入れて意気揚々と試筆したら・・・
まさかのカスレに遭遇!
ペン先に力を入れなくても
毛細管現象でインクが出る仕組みのはずが
めちゃめちゃカスレる~~~
でも私店頭で試筆しましたよね。
そう・・・ボトルインクにつけペンで。
ペン先のインクを試筆するのと
インク通しをして試筆するのでは
大きく違うことを
私は身をもって体験しました。
私は不良品に当たりました
ペンクリニックなどで調整すれば
インクフローも改善したと思うのですが
一応新品購入なので
コバブンで確認してもらい
交換していただきました。
これは万年筆初心者の私には
大きな壁でしたよ→マジ心折れた。
不良品なのか?
私の筆圧に問題があるのか?
判断しかねて3日間ほどカスレたまま
悩んでいましたしね
交換品はもちろんカスレなどなく
スルスルとした書き味で
インクフローも良好
14Kのペン先は美しく
刻印を眺めて愛でたくなります。
ノック式のボールペンや
キャップ式のペンに慣れている私には
このネジ式キャップがいまだに慣れませんが・・・
メイドインジャパンの万年筆は
とても手に馴染み比較的ボディも軽いので
キャップをはめた状態の全量でも
筆記時にバランスよく感じます。
美しいものって見てるだけで幸せ。
たった1本の万年筆から始まった新たな趣味の世界。
趣味の世界に共通する
沼
と呼ばれるディープで底知れない世界。
コレクションと呼べば聞こえはいいが
とどのつまりは散財へのプロローグ。
そしてその物語にエピローグはない。
エピローグ=エンディング=飽きる。
飽きない限り趣味の世界は続くのだ。
あぁ・・・
楽しい!
コスメの追っかけも継続しますが
新たな文房具という世界に魅了され
あ~楽しい
と心を震わせる暇人備忘録でした。
その心を揺さぶられたエモい体験を
動画で語っている方がいまして・・・
とても強く心に残る良い動画(というかお話)だったので
同じ感性を持つ方がいてとても幸せな気分になりました。
デジタルもアナログも
両方をこよなく愛する趣味の備忘録でした。
新たな趣味の世界の入り口に立ち
次々と私を誘う新たな物欲に身を任せ
購入したアイテムをボチボチと記録に残したいと思います。